わきが・多汗症を正しく理解しよう!
■わきが(ワキガ)とは?
別名「臭汗症【しゅうかんしょう】」ともよばれている、特別強いニオイを発する症状ですが、決して病気ではありません。
アポクリン汗腺の量が通常よりも多く、働きが活発なために起こります。
ワキガはアポクリン汗から発生するニオイで、多汗はエクリン汗が大量に放出される症状を指します。
■多汗症とは?
多汗症を大きく分けると、わきが型と精神性発汗型の2つに分けられます。
わきが(ワキガ)型多汗症は、臭いと汗の両方が気になるケースや臭いは気にならなくても、わきの下か汗がダラダラと流れ、
下着や洋服が黄ばんだり、汗じみになるケースがあります。
暑い時や運動した時にかく大量の汗は生理的発汗であり、多汗症ではありません。
精神性発汗型多汗症は、不安や緊張から汗を一度に大量にかく症状で、わきの下だけではなく、手のひら、足の裏、顔などにも発症します。
手足の多汗症は緊張をほぐして気持ちを鎮めるためのカウンセリングが、有効な治療法になる場合があります。
わきが(ワキガ)がもたらす心の病
モノのニオイは消すことができても、ヒトのニオイはそう簡単には消せません。
どんな生き物でも、生きているからこそのニオイがあって当たり前だからです。
ただし、「ニオイがなくて当たり前の時代」に生まれ育った現代の若者が、身の回りのニオイを嫌うのは仕方のないことかもしれません。
そんな彼らが思春期を迎え、汗腺の働きが活発になって自分の体臭を感じはじめると、
「他人に嗅がれるのは恥ずかしいニオイ」と受け止める可能性が高くなります。
もちろん、体臭を気にするのは若い人たちばかりではありません。
40代以上の人たちが体臭の悩みについて専門医のもとへ相談に訪れるケースが、最近増えているそうです。
消せないはずのニオイを消そうとしたり、あって当たり前のニオイを気にしすぎるのは病気のはじまりですが、
自分の体臭を極端に気にするあまり対人関係に支障をきたす病気を、体臭恐怖と呼びます。これは対人恐怖の一種です。
そうなる前に、一人で悩まず、一度プロにご相談ください。


わきが・多汗症は遺伝する?

